
写真家、文章家、ビジュアル・アーティストとして、フォスター・ミックリーは写真や文章を中心としながら、長年にわたる日本の写真への関心、文学や詩のサークルへの参加、そして音楽や絵画への愛によって育まれた、複合的な創作活動を展開しています。ニューヨークとベルリンのアートグループのメンバーとして活躍するミックリーの創作プロセスは、共同作業への繊細なアプローチを通して、事前に与えられた情報に左右されない見方、共有された想像力が規範を揺るがし、多様性が支配権を弱めるところに広がる、芸術の可能性を示唆しています。フォスター・ミックリーは、何年にもわたる放浪を通して、彼が出会い関わった世界の中で、そしてその世界のために、親密な視覚言語を展開しています。彼は、暖かさ、感嘆、そして賞賛を示す柔らかくて明るい形を通じて、それらを伝え、関係性の中に育まれる、繊細な詩性を描写しているのです。
1985年生まれのフォスター・ミックリーは、シカゴのメディル・ジャーナリズム学院を卒業後、コロンビア大学でファインアーツを、パリのマグナム・フォトで写真を学びました。これまでの主な展覧会には、NYC Munch Gallery での個展、フランス、アルルの Voies Off、韓国芸術総合学校、NYC Ilon gallery、ベルリン Foto Kiez、東京リマインダーズ・プロジェクト Stronghold、京都 KG+でのグループ展(2020)などがあります。ニューヨーク出身のミックリーは、10年以上にわたり、ニューヨークとベルリン、東京を行き来しながら活動を続けています。2020年から京都を拠点にしているミックリーは、アンチボディズ コレクティブ(Antibodies Collective)のメンバーであり、ジャマギャラリー(Jama Gallery)の共同設立者でもあります。2021年には、ICA 京都、リサーチ・フェロー・プログラムにも参加しています。